若かりし頃、青空を眺めて「キレイ」と言った時に、友人から「本当に、ココロからキレイだと思っている?」と返され、ハッとしたコトがございます。
当時、思い悩むことがあり、そのことばかりが頭の中でグルグル。空をたしかに眺めてはいたけれど、キレイだとココロから感じていなかった。青空というシュチュエーションに合う【程の良い言葉を選んだだけ】だったことを、友人にズバリ見抜かれていたからでした。
人生にはそんな時があります。
振り返れば笑えちゃうことでも、その時は真剣に腹が立って仕方がない、惨めになってしまう、悔しい、悲しい、嫌なのに、なんで?どうして?…答えの出ない無限ループに入ってしまう。人から「気にしなくて良んじゃない」と言われてもどうしても頭から離れない。生きているとそんな時が何度も何度もあります。
そんな時はわざと大げさに「しゃくれてみてください」。
しゃくれながら「私は⚪︎⚪︎⚪︎が悔しくて頭から離れない!悲しい!ツライよー!」と、声にだして言ってみてください。可能であれば盆踊りの振り付けで全身をアラヨーッ♫と動かしながら、且つしゃくれて、繰り返し繰り返し想いを声に出してみてください。
…だんだん笑えてくるかと思います。
ココロがマイナスに動いているのなら、仕草やカラダの動きを少しだけユニークにしてみる。無限ループ状態の苦しい想いをカラダからのアプローチで笑いへ傾けることにより、客観視できる分のココロの緩みを持たせる。
これは私はウツ回復支援センターの講座で実際に行っていた方法です。
いま、答えの出ないグルグルを抱え苦しいなぁと思われる方は、良ければこちら実践されてみてくださいませ。
この札幌ブルーの空が、泣けちゃうくらいしみじみと美しく感じられるかも知れません。